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+++ はじめに言い訳（笑） +++ この話は管理人があまりに遅筆な為、今更な話となっております（笑…っておこう）。 書き始めが２００３年５月で、ねた出しは更に古い為、六巻どころか五巻の内容も無視した話になっております。 更に、ねた的にもいつも通り（←笑）、妄想が暴走していてその捏造はどうよ、な内容です。 ですので、どんなものでも問題なしという心強い方がいらっしゃいましたら、暫くお付き合い頂けると幸いです。 （ねたがあれなので地下室でも作って載せようかと思ったのですけど、 辿り着くのが面倒だと読んでくださる方も限定されるでしょうし、 するとあまり無い反応が益々なくなり淋しいので（笑）堂々と載せてしまいます。 もし何かありましたら、地下にでも移動してこっそり載せますので…。） |
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― 暗い海の底に眠る 序章 ― 頭の中を真っ白にして。 煩わしい事をすべて忘れて。 眼を閉じて、像を結ぶ。 乱れた呼吸を整えながら、脱力した身体を凭れさせた。 触れるぬくもりに、髪を梳く指に、感覚を飛ばす。 薄暗く冷たい館。静寂。 見上げる角度。髪を撫ぜる大きな手。 抱き上げられて、首筋にしがみ付く。 伝わったぬくもり。鼓動。 「―――？」 耳に入る声。違う。それは、もっと低く落ちついていて……。 そう。低くて、何処か冷たい。 ゆっくりと、置き換える。 擦り寄ると、髪を梳かれた。 鼓動が伝わって、ぬくもりが心地好い。 奥底の記憶を呼び起こして。 曖昧な感覚を、再構築し、反芻する。 手の温度を置き換えて、声の質を置き換えて、情景を紡ぎ出す。 それは記憶だったのか、願望だったのか……。 もう、判らない。 next |
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題は姉のねた？の一部を、了承を貰って使用しております。 …はりどらで使われているとは思いもよらないだろうなあ（笑）。 |